第29回「雑穀塾」岡山で初開催

雑穀塾、きびだんごの岡山開催

2017年5月27日(土)、雑穀のきびを使った銘菓「きびだんご」で有名な、岡山で第29回「雑穀塾」を開催いたしました。

温暖で晴れの日の多い岡山は、古くから、きびやたかきび、ハト麦、黒豆など、様々な雑穀が栽培され、最近では、黒米や赤米、もち麦などの生産も始まっています。また、協会法人会員「玉野市雑穀生産組合」があり、雑穀の取り組みが盛んな地域です。

岡山での「雑穀塾」開催理由は、そのお土産で有名な「きびだんご」の存在です。雑穀の名前の入ったお土産の中では、日本一有名ではないでしょうか。その他で思い浮かぶ雑穀のお土産は、「粟おこし」(お米を細かく、粟のように砕いて、水あめ等で作ったシロップと、生姜、ゴマなどを混ぜて固めたもの。 もともとは粟が原料とされています。)くらいです。

「きびだんご」は、そのままひらがなでの表示が多いですが、漢字では、雑穀の名前の「黍団子」、または、昔の国の名前から「吉備団子」と表記されます。しかし、漢字表記に関わらず、雑穀のきび(もちきび、たかきび)を原料に使った団子と感じることが多いようです。現在のお土産の多くは、きびを少し風味付けにつかっているものもありますが、その多くは、原材料としてもち米を主体にしています。

そのような中で、「きびだんご」には、雑穀のきびをたっぷりと使ってほしい、また、ここ岡山で栽培がもっと広がり、岡山のきびに限らず、特徴ある地域の宝でもある雑穀の価値と魅力をもっと伝えたいという願いを込めて、今回の開催となりました。

雑穀を取り巻く現状~地域雑穀の取り組み~

まずは、事務局中西から、今回の開催の目的、そして雑穀を生産している各地域での取り組み等をご紹介しました。

九州・佐賀・鳥栖市、株式会社森光商店の岡田和彦氏による講演

雑穀エキスパート講座で「雑穀の加工と製品化」の講師を担当し、雑穀の産地の取り組みから加工、製品化までをトータルで理解する雑穀のスペシャリスト。「県外企業から見た岡山県産雑穀の魅力と可能性」の話です

また、岡山の雑穀の魅力をもっと知っていただこうと、岡山県産の雑穀を使った商品開発や企画、地域のPRにつとめる2名の方にお話いただきました。

「岡山・玉野の雑穀」と「たまの温玉めし」

まず、玉野産雑穀と、ご当地グルメ「たまの温玉めし」の振興について、玉野市農林水産課 廣畑一夫さんからお話しいただきました。雑穀ごはんを使う「たまの温玉めし」は、みなとオアシスSea級グルメ全国大会でグランプリを4度も獲得しています。

 

倉敷・美観地区「冨來屋本舗」のたかきび

たかきび麺、たかきび餅が有名なお店です。「たかきび餅」の試食をしながら、代表の楠戸社長から、岡山県産のたかきびにこだわる話などを伺いました。

メディアによるPR&広報戦略 ~雑穀への展開~

地元フリーアナウンサーの多賀公人氏による特別講義。ゴルフの石川遼選手が初優勝した際、テレビ実況中に話した「ハニカミ王子」の名付け親でもあります。長年の経験に基づく説得力ある内容と、聴いている人を惹き付けるトーク術は必聴です。

メディアによる広報戦略を考えて、雑穀の価値と魅力を最大限に伝える技術を学びました。

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