雑穀は地域の宝
過去2回、雑穀の講演のご依頼をいただいた愛媛県久万高原町。赤・白・黒たかきび、こきび(もちきび)、ひえ、また、彩り鮮やかな地とうきびなど、固有農産物として雑穀があります。その中で、特に生産振興に取り組まれている、赤たかきび、こきびを使った商品が完成し、見本をお送りいただきました。
地域固有の雑穀が、実際にこのような形(商品)となり、雑穀のおいしさや魅力が広がっていくことはとてもうれしく思います。
次回「雑穀塾」は、地域雑穀の魅力の伝え方をテーマに岡山で開催
さて、日本各地域で長年引き継がれ、保存されてきた固有農産物である雑穀は、それぞれに大きな魅力を秘めています。また、さらに良いものにしようと新たな品種も開発されています。
これら地域固有で特徴的な雑穀の魅力を伝えていくためには、商品力や展開力、アピールしていく力が必要になってきます。そこで、今回の雑穀塾は、きびを使ったお菓子「きびだんご」で有名な岡山において、「特徴ある地域雑穀の魅力の伝え方」をテーマに開催いたします。
■ 日時:2017年5月27日(土) 14:00~17:00
■ 会場:表町・コモン 岡山県岡山市北区表町1-10-17 カタヤマファッションビル 2F
■ 内容
・雑穀を取り巻く現状 ~地域雑穀の取り組み~ /日本雑穀協会事務局長 中西
・県外企業から見た岡山雑穀の魅力と可能性 /株式会社森光商店 食料事業部 岡田 和彦 氏
・岡山県産の雑穀を使った商品紹介
《特別講義》
・メディアによるPR&広報戦略 ~雑穀への展開~
ユイ・コミュニケーション・ラボ株式会社 代表取締役 多賀 公人 氏
■ 対象:日本雑穀協会認定 有資格者、個人会員、法人会員関係者
■ 参加費(税込):4,500円(一般)、3,500円(会員)
■ 定員:25名
詳細、お申し込みは、こちらの公式ページをご確認ください。
◇ 交流会についてのご案内 ◇
さらに理解と交流を深めるために、会場から徒歩5分、雑穀エキスパート認定者でもある岡田賢治オーナーシェフのお店「ホリスティックキッチン ミレット」にて、もちきび、たかきび、ハト麦などの雑穀のほか、パクチー、黄にらなど、岡山の特産食材を使用した料理を囲んで行います。
- 時間:17時15分~19時15分くらい
- 参加費別途 5,000円(フリードリンク)、事前申込み、先着15名様限定
◇ 圃場オプショナルツアーについて ◇
また、翌日の日曜日は、今人気のもち麦について、新たに産地化に取り組んでいる玉野市のもち麦圃場を見学し、玉野市雑穀生産組合事務局のある道の駅みやま公園を経由して、倉敷美観地区で、たかきびを使ったランチと周辺観光を予定しています。

玉野市もち麦圃場 2017.5.1 撮影 photo 玉野市雑穀生産組合 事務局松原さん

栽培品種のキラリモチは二条大麦
- 行程概要(ワゴンレンタカーを利用)
09:15 JR岡山駅・周辺ホテル ~
10:00 玉野市もち麦圃場 ~ 11:15 道の駅みやま公園 ~
12:45 倉敷美観地区(昼食/富來屋本舗 たかきび膳、周辺散策)~
15:00 JR倉敷駅 下車 ~ 15:45 岡山空港 解散
- 参加費別途 5,000円(昼食、交通費込)、事前申込み、先着8名様限定
第29回「雑穀塾」関連サイト一覧
・雑穀塾会場 表町・コモン
・特別講義講師 多賀 公人さん オフィシャルサイト「株式会社ユイ・コミュニケーション・ラボ」
・交流会会場 ホリスティックキッチン ミレット
・玉野市雑穀生産組合事務局 道の駅 みやま公園
・オプショナルツアー昼食会場 倉敷・冨來屋本舗