雑穀は世界の農業遺産

今年3月、徳島県にし阿波の傾斜地農耕システムが、世界農業遺産に認定されました。認定日は、3月9日「雑穀の日」でもあることから、世界的な農業遺産と雑穀は、深い関わりと結びつきを強く感じたところです。

認定理由として、ここにし阿波地域の山間部で暮らす人々は、本当に急傾斜地という厳しい環境で農業を営むために、様々な知恵や技術を培い、これらに支えられ、美しい農村景観や生物多様性が育まれてきたと紹介されています。

また、この地域は、アワ、ヒエ、ソバ、シコクビエなどの雑穀が中心であったことも報告されています。これら写真は、9年前に雑穀研究会のシンポジウムで訪ねた時に撮影したものです。この頃に比べて、雑穀生産者はさらに減っているそうです。

簡単に言えることではありませんが、今回の世界農業遺産認定により、貴重な地域の文化財としての雑穀がこれからもつながっていくことを願っています。


にし阿波の傾斜地農耕システム 徳島剣山世界農業遺産推進協議会 公式サイト

 

関連記事

  1. 水窪雑穀サミット参加報告「ダイニング編1」

    一夜限りのダイニング会場は、浜松市中心部から車で約2時間半、景色のすばらしい…

  2. 2016年、国際マメ年も残り2か月弱

    縁がある豆サミット in遠軽 開催2016年は、国連が定めた「国際マメ年…

  3. 3月9日「雑穀の日」有資格者活動紹介

    各地で「雑穀の日」イベント開催日付は、3・9(ざっこく)の語呂合わせに由…

  4. 水窪雑穀サミット参加報告「シンポジウム編」

    二俣から車で約1時間半、水窪に到着。まず最初は、…

  5. 3月9日「雑穀の日」記念イベント開催 ➁

    「雑穀の日」記念イベントの後半は、日本雑穀アワード2018金賞授賞式を開催い…

  6. 業務用加工食品部門で3商品の金賞授賞式

    日本雑穀アワード2018《業務用加工食品部門》では、3点の優れた金賞受賞商品…

  7. 次回「雑穀塾」は地域雑穀の魅力の伝え方

    雑穀は地域の宝過去2回、雑穀の講演のご依頼をいただいた愛媛県久万高原町。…

  8. 全国各地のイベントで有資格者が活躍

    有資格者が活躍する、雑穀普及に関係するイベントが全国各地で開催されています。…

ピックアップ記事

食品業界向け「雑穀に関する基礎知識」

2017年10月 日本食糧新聞社刊

PAGE TOP