特別講演は、株式会社集英社 MyAge編集長
そして、今回の総会特別講演。株式会社集英社 MyAge編集長の宇居直美さんにお願いいたしました。
講演テーマは、「なんとなく」雑穀から、「だから」雑穀へ。
MyAgeの中心読者は、40代後半から60代前半。家庭や仕事も落ち着き、自分のこと、身体のことが気になる世代です。食についても関心が高く、女性誌編集長から見た雑穀の現状についての話は、とても参考になる内容でした。
宇居さんがMyAge編集長に就任されたのは1年くらい前で、スーパーフードという言葉のブーム全盛期。最近は少なくなりましたが、当時の誌面をめくると、その言葉が何度も登場し、関連レシピも数多く掲載されています。
協会としての基本的な考え方は「雑穀をブームにはしない、雑穀の価値を根付かせる地道な活動を行い、健全な市場を形成する」ことにあります。
今回の講演内容から、言葉の流行に左右されない、雑穀としての固有の価値、そして継続した普及活動の重要性を再認識することとなりました。
雑穀の今・・・(講演内容から抜粋)
五穀米、十穀米…といった雑穀米を食べることはふつうに
カフェメニュー、デリメニューも増えてきている
雑穀パン人気、雑穀系スイーツ・もち麦ダイエットの流行⇒ 今あらためて、日常のなかでもっと、雑穀を使う・食べる選択をしたい気分。 雑穀は、いいことづくめ。ただし、身近な存在になっているようでまだちょっと特殊なイメージ。
もっと、普通に選べる存在であってほしい、一方、ワケあって選ぶ存在でもあってほしい。女性だけでなく、男性にも底力を持つ食材。誰でも、食べなくちゃ!と思う食材のひとつになる。
※ 特別講演の座長をつとめたのは長澤代表理事。最新刊のMyAge秋冬号では、話題のもち麦について、素敵女医さんとの対談の様子が掲載されています。
〚次ページ〛協賛商品は、日本雑穀アワード金賞受賞商品