水窪雑穀サミット参加報告「シンポジウム編」

 


二俣から車で約1時間半、水窪に到着。まず最初は、「つぶ食いしもと」さんで地元の雑穀郷土料理で昼食です。
つぶ食いしもと 静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方389 (完全予約制です)

 

オーナーの石本静子さん。雑穀に対する想いなど伺える貴重な機会となりました。

お店のすぐ前の畑でも、キビ、アワ、シコクビエなどを栽培されています。

 

続いて、水窪文化会館にて、雑穀研究会主催の雑穀シンポジウム、テーマは『雑穀による地域振興と食の創造』です。

最初に、有限会社春華堂(五穀屋)と元サッカー日本代表 鈴木啓太氏が代表を務めるAuB株式会社による、水窪アワの摂取と腸内細菌の注目の研究発表がありました。

アワの摂取が腸内環境に与える影響を調べた結果、「腸内細菌の多様性」の改善、美肌菌とされる菌(エクオール産生菌)の増加、また、BMIが低い人に多い菌や、気分が落ち込まない人に多い菌など、有益な菌の興味深い結果が報告され、腸の働きに良い影響を与える食材としての可能性が示されました。

 

日本雑穀協会から雑穀と地域振興に関する概要と、北海道からご参加いただいた雑穀クリエイター認定者で、とかち観光大使もつとめる栂安信子さんに、地元北海道音更町で取り組むいなきび振興についての事例紹介をしていただきました。

 

水窪アワを中心とした雑穀の摂取により、こんなにも劇的に腸内細菌叢が改善することは、はじめての研究報告と思われます。今回のシンポジウムで発表された内容はその一部で、他にも有用な菌の変化が見られるそうで、今後の研究発表が待たれるところです。浜松市水窪、この土地で昔から作られてきた雑穀を地域の宝として、そのことが科学的にも実証されていくすばらしい研究です。
栂安さんの音更町いなきび振興の話は、シンポジウム出席者からの質問も多く、取り組みに対する関心の高さを改めて感じることができました。

 

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