キヌアの人気はまだまだ続いていく

なぜ、キヌア人気は続くのか

2013年以降、キヌアは一時のブームで終わらず、継続して増え続けています。サラダ専門店やカフェでは、キヌアを使用したサラダが当たり前のようにメニュー化され、大手弁当チェーンでも、8月末から具材の一品としてキヌアの和え物が加わりました。

当協会が実施している日本雑穀アワードにおいても、キヌアを使ったジャーサラダが昨年、高い評価でデイリー食品部門で金賞を受賞しています。

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蒸し鶏&キヌアのジャーサラダ Salad Cafe

そこで、キヌア人気が続く理由を考えてみました。

1)料理に利用しやすい


他の雑穀に比べて、簡単にいろいろな料理に利用できることがあげられます。インターネットや雑誌では、数多くのレシピを見ることができ、キヌア最大の産地で輸出国であるペルーやボリビアからも多くのレシピが紹介されています。同じ小粒の雑穀であるアマランサスに比べても、より利用範囲が広く、様々な料理で活用できます。

2)安定輸入が可能なので、企業が取り扱いやすい


企業にとって商品化するにあたり安定した原料の確保はとても重要です。ペルー、ボリビア、また南米の各国では、需要拡大に合わせて増産されています。安定した輸入の継続は、大量に使用する大手食品メーカーやコンビニエンスストア等にとって、安心して商品化に取り組めます。

3)雑穀の中でも栄養価や機能性の研究が進んでいる


当協会の資格講座で講師をつとめていただいた小西洋太郎教授(畿央大学健康科学部 健康栄養学科長)は、キヌアの栄養・機能性研究における第一人者です。今ほど注目されていない時代から多くの研究論文を発表され、今では貴重な資料として取り扱われています。

キビ、アワ、ヒエなど、アジア原産の雑穀に比べて進んでいる研究は、重ねてメディアに取り上げられるきっかけとなっています。

ここ数年のキヌア人気は、流通、販売に関係する、多くの企業の業績向上や雑穀全体の普及につながりました。

これからも貴重な作物資源であるキヌアが、一時のキヌアバブルのようにならないために、会員や研究者、有資格者の皆さまと共に、普及活動を継続していきたいと思います。

スペイン語 Quinua(キヌア)、英語 Quinoa(キノア)
今回、国際キヌア年という表記、産地であるペルー、ボリビアの公用語 スペイン語から「キヌア」としております。しかし、学術的な論文では、英語が多く使用されていることから、日本雑穀協会発行のテキスト等には、「キノア」を使用しています。

関連サイト
雑穀アドバイザー藤﨑昌美さんブログ「小粒な暮らし」
日本キヌア協会

横浜税関トピックス「母なる穀物 キヌアの輸入」


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